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砂子水路の桜

毎年、桜の開花の約2ケ月程前から「砂子水路」に桜の観察に足を運んでいます。

この時期に朝の早い時間に行くと、とても静かで、人の数もまばらで、のんびりとした印象を持っていましたが、桜の最終見頃の日曜日の午前中に到着すると、いつもと違って人が増え賑わいをみせていました。

しかも、水路には初めて見る、客を乗せた舟があり、赤いハッピを着た船頭さんがこいでいました。

驚きのあまりネットで調べると、大阪みどり百選の上位である16位に『砂子水道の桜』が選ばれていたのです。

とにかく密かに思っていた自分だけの桜の名所が、いつしか大阪でも人気のスポットになっていたのです。

わずか500メートルの水路の両側に約200本のソメイヨシノが咲き、寒さの和らぎとともに桜の開花を目にし、春の訪れを感じさせてくれます。

機会があれば、ぜひ見て頂きたいものです。

 

古典ブーム

『春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎは・・・』から始まる、なじみのある文章は、清少納言の『枕草子』です。

また、『源氏物語』は平安時代中期に紫式部が書いたと言われる史上初の女性の長編物語です。

今年の大河ドラマ『光る君へ』の放送の反響もあって、古典ブームの到来の気配があります。

テレビ番組では、大河ドラマをはじめ、紫式部の特集や平安貴族のドラマが組まれたり、書店では、『源氏物語』の現代訳や平安期の特設コーナーを目にします。

私達は、作者や作品名を知っているくらいでそれ以外の詳しいことはほとんど知らないように思います。

なにより遠い遠い昔の時代になるのです。

紫式部・清少納言は本名ではなかったようで、式部・少納言は官職に就いていた父の役職から付けられたようです。

また、私達が読む「源氏物語」は紫式部が書いたものではなく、その100年後に書き写された写本と言われるもので、『小倉百人一首』の撰者で知られている藤原定家によって編集されたものになるそうです。

少し調べてみるだけでも、驚くような古典のおもしろい発見や真実が見えてきます。

 

 

温泉リフレッシュ

この冬はエルニーニョ現象の影響で暖冬傾向にあるものの、冬は冬である以上寒いことは変わりありません。

そんな底冷えが続いた日に、暖と疲れを取りたい思いで、昨年の夏にオープンした花園ラグビー場の近くにある『花園温泉』に行って来ました。

オープンして間もないこともあり、館内はどこも綺麗で、清潔感が漂う気持ちのいい雰囲気でした。

浴室は、洗い場の奥に横に長い浴槽があり、外には広い露天風呂とサウナが設けられています。

白い湯気があがる広々とした景色だけでも気持ち良く癒される空間でした。

次回はオプションのサウナ施設にも足を運んでみたいものです。