春うらら
気が付けば、桜の季節が訪れています。
例年の様な花見を楽しめないにしても桜の魅力は、いつも特別です。
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」と
その昔、百人一首で有名な在原業平(ありはらの なりひら)は詠んでいます。
惟喬(これたか)親王のお供で狩りに出向いた際に業平が詠んだ桜の歌は
正に私達、日本人の桜へ寄せる思いそのものではないでしょうか。
毎年地元の『砂子水路』に桜の観察に、この季節になると毎週日曜日に2ケ月に渡って訪れています。
決して有名な場所ではありませんが枝に蕾が並び、しだいに色付き、そして膨らみ開花する経過は
自分が見守り育てた様な気持ちになるのです。
そして、こちらがその写真です。