砂子水路の桜
毎年、桜の開花の約2ケ月程前から「砂子水路」に桜の観察に足を運んでいます。
この時期に朝の早い時間に行くと、とても静かで、人の数もまばらで、のんびりとした印象を持っていましたが、桜の最終見頃の日曜日の午前中に到着すると、いつもと違って人が増え賑わいをみせていました。
しかも、水路には初めて見る、客を乗せた舟があり、赤いハッピを着た船頭さんがこいでいました。
驚きのあまりネットで調べると、大阪みどり百選の上位である16位に『砂子水道の桜』が選ばれていたのです。
とにかく密かに思っていた自分だけの桜の名所が、いつしか大阪でも人気のスポットになっていたのです。
わずか500メートルの水路の両側に約200本のソメイヨシノが咲き、寒さの和らぎとともに桜の開花を目にし、春の訪れを感じさせてくれます。
機会があれば、ぜひ見て頂きたいものです。