気が付けば、桜の季節が訪れています。

例年の様な花見を楽しめないにしても桜の魅力は、いつも特別です。

「世の中に　たえて桜のなかりせば　春の心はのどけからまし」と

その昔、百人一首で有名な在原業平(ありはらの　なりひら)は詠んでいます。

惟喬(これたか)親王のお供で狩りに出向いた際に業平が詠んだ桜の歌は

正に私達、日本人の桜へ寄せる思いそのものではないでしょうか。

毎年地元の『砂子水路』に桜の観察に、この季節になると毎週日曜日に２ケ月に渡って訪れています。

決して有名な場所ではありませんが枝に蕾が並び、しだいに色付き、そして膨らみ開花する経過は

自分が見守り育てた様な気持ちになるのです。

そして、こちらがその写真です。

菜の花が目立つようになりました。

歩いていて見つけると思わず顔がほころんでしまいます。

春の始まりを告げてくれる鮮やかな黄色が温かさを感じさせてくれます。

１ケ月延長になっていた緊急事態宣言も関西圏では後僅かで解除になりそうです。

それに、コロナワクチンの接種も見えてきました。

既に医療従事者の方は順次、接種が始まっています。

私達にも、その内通知が届く様になる事がスケジュール化されているようです。

春の訪れと共に明るい話題が増えることを望みたいです。

２０２１年の新年を迎えて既に１月も終わろうとしています。

１月の初旬には、まだ注意を払いながらも初詣に出掛けられた方もおられたかと思います。

三が日に京都の北野白梅町近辺を歩きましたが人の姿は断然少なくなっていました。

去年の今頃には無かった２回目の緊急事態宣言が発令された本年のスタート月になってしまいました。

１月２７日付では世界のコロナ感染者数は、なんと１億人を超えた模様です。

出来る限り人との接触を避けなければならない今、こんな時にこそお互いに少しでも元気づけあい、

コロナに負けず疲弊した気持ちにならない様にしていきたいものです。

インターネット上で遠く離れた地の人達とのやり取りや、便りの写真には癒されるものです。

意外にもネットのメリットが家に籠って自粛の中、気持ちを上向けるために大変役立っています。